☆🐯maiのWestern Australia侍🐯☆

つれづれなるままに🐨心にうつりゆくよしなしごとを🐺そこはかとなく書きつくれば🦁

オーストラリアの妊婦検診事情 その②

 

つわりもピークの時に

意を決して病院に行くことに。

 

彼が予約を取ってくれて

(彼が気を利かせてくれて女性医師を予約してくれていました)

死にそうになりながら車に乗って

すぐ近くのGP(地域のお医者さん的なとこ)に行きました。

小さな待合室で医師が2~3人診察しているようです。

 

新患なので

受付で書類の記入。

この段階では

メディケアカードと呼ばれる保険証を

持っていなかったので自費になることも伝える。

全部彼がやってくれました。

 

私は初めての病院で

緊張して更に体調悪化。

 

看護師から

身長、体重、血圧測定等の

基本的な検査を受けます。

 

私は血圧測定が苦手。

 

大学生になって初めて測った血圧。

初めての大学生活で、友達もいなくて

めちゃめちゃ緊張しながら身体測定を受けて

驚きの数値をたたき出しまして。

再検査に保健室に行ってました、毎年。

 

子どものころから

ツベルクリン反応(今もあります?)の結果が良くなく

よく小児科に通院していました。

歯医者でもギャン泣きしていたし。

病院への印象が悪いっていうのもあるのかな。

 

健診とか病院となると

すごく緊張してしまいます。

病院で働いていたのに

不思議だなー

 

GPで看護師が測定してくれた数値も

もちろん高かったのですが、

あとは医師が判断するからって感じで

高すぎてやばいわねみたいな反応もなく

待合室で待機となりました。

 

「Mai」と名前を呼ばれて診察室へ

 

医師:

「今日はどうしたの。症状は?」

 

おっと…

圧が強めの医師だな…

 

 

この時点で

医師の声のボリュームにビビる

 

ボリュームを保ったまま

問診は続きます。

 

妊娠後の初めての診察だったので

最終月経や

妊娠発覚の時期などを聞かれ

尿検査へ

 

本当に妊娠しているか確認されw

脱水症状に近いと言われる。

 

食事の様子や体調も聞かれ

電子カルテに記入している医師。

 

医師:

「問題は血圧ね。高すぎるわ。薬は?どうしてるの?」

 

いやいや…

声のボリューム上がってるやん…

こっち気分悪いってば…

 

 

更に体調が悪化

室温が異常に高かったこともあり

頭がぼーっとしてきました…

 

緊張して血圧が上がってしまうこと、

薬の服用はしていないことを

彼が伝えてくれましたが

 

薬飲んでないことに

納得がいかない様子の医師。

 

医師:

「ベットに横になって。もう1回測るから。ビタミン剤は摂取してるの?」

 

声大きいって…

言い方怖いって…

 

薬局に相談したが

どのビタミン剤を摂取したらいいのかは

医師の指示になるとのことで

何も購入できなかったことを

彼が伝えてくれました。

 

医師:

「ダメよ、ビタミン剤は摂取しないと。・・・ほら、見てごらん。こんなに高いとあなたも赤ちゃんも危険じゃない!」

 

そんなに大声出されても

血圧上がるだけですけど…

ビタミン剤は相談したっていったやん

買いたくても買えなかったんじゃん

 

普段は静かな場所で

30分ほど時間をかければ

数値が落ち着いてくることを

何とか自分で伝えました。

 

医師:

「あー、わかったわ、じゃあ待つわよ。」

 

って叫んで

一旦ベットから遠ざかりました

すぐ戻ってきて

血圧計のスタートボタンを押しました…

 

どういうこと…

 

医師:

「これではダメね。救急外来に受診してもらうことになる。このままじゃあなたも、おなかの赤ちゃんも危険だから。」

 

それから医師は

危険だ、救急受診だを繰り返し

救急病院へ電話しだしました。

 

電話の内容は良くわかりませんでしたが

結局医師は

薬を処方して

エコーと血液検査の指示書も出力して

何か終わりになっちゃいました。

 

医師:

「検査受けたら結果聞きに来て。薬飲んで休むのよ。」

 

あれ?と思って彼に聞くと

電話では救急病院から

GPで薬を処方して対応するようにとの

話だったと…

 

あれだけ騒いで

結局薬処方して終わりかい…

 

医師は尿検査はしたものの

血液検査や簡単な処置などは

全く行わない様子でした。

 

すごく具合が悪かったので

血液検査して、エコーして

脱水や吐き気に対する点滴等の処置を期待していた私。

 

血液検査とエコーは

別施設で受けないといけないんだそうです。

 

知らなんだー

体調悪いのに移動させるんかーい

 

前回の記事の付け加えになりますが

日本とこんなに違うんですね。

窓口負担ない分

患者の負担増えるのかな。

日本でも

小さな病院ではできない検査あったりするけども。

 

ただただ

大声を帯びて

体調悪化して

薬局へ。

 

薬局でもトラブルは続きます↓

 

血圧の薬が在庫切れだと…

 

明日のお昼には渡せるから明日来てね

だって。

 

薬局の方は病院と違って

すごく感じがいいんです。

対応はとても丁寧なんです。

 

でも

病院で

気分も体調も

ダダ下がりしてしまった私には

 

救急受診だって大騒ぎしたのに

今日薬なしでいいの?

イライラと不安が増してしまいました。

 

在庫ないうえに

200ミリはその薬局では対応できないらしく

100ミリを出すから2錠飲んでね

だって

 

日本だと処方箋の変更は

医師の確認が必要で

薬局で簡単に処方内容を変えたり

処方日時を変更したりは出来ないので

薬局での対応にびっくりしました。

 

結局診察日は

ビタミン剤と吐き気止めだけもらって帰宅

 

医師が大騒ぎしたのに

救急病院に電話までしてたのに

血圧の薬はもらえなかったし…

 

疑問しか残らない

初の病院受診となりました。

 

人間の身体って強いから

意外と大丈夫なのよ

って言われれば

 

「そうだな」

 

とは思うけど。

 

もうちょいトラブルは続きます。

血液検査とエコーのくだりは次回紹介します。

 

他人の感情の変化に

すぐ影響を受けてしまう私。

怒ってるかな、

私何かしたかな、

こうすればよかったかなって

いろんなことに

いちいち反応してします。

緊張しいで

すぐ胸がドキドキしてしまう。

 

体調悪いとなおさらですね。

いかんいかん。

 

そんな私が経験した

オーストラリアでの初の受診かつ

初の妊婦検診のお話でした。

 

だれかの役に立てれば嬉しいです。